再び響きへ / SEED 04 Growing
再び響きへ — シリーズ全体を見るAI時代、人は再び響きへ戻る
AIが言葉を担う時代、人間は身体感覚や響きといった「言葉になる前の知性」へ戻っていくのではないか。
AIは言葉をつくることができます。
文章を書く。
要約する。
翻訳する。
考えを整理する。
膨大な情報から答えを見つける。
これまで人間だけが得意だと思っていた、
「言葉を扱う」という能力を、
AIも持ち始めました。
では人間は、
何をするのでしょうか。
もしかするとここから、
面白い逆転が始まります。
AIによって言葉が溢れるほど、
私たちは逆に、
「言葉になる前のもの」
を大切にするようになるのかもしれません。
身体がどう感じたか。
なぜか惹かれる。
なぜか違和感がある。
一緒にいて安心する。
音を聞いて心が動く。
自然の中で静かになる。
まだ説明できないけれど、
確かに感じるもの。
AIが言語の世界を広げるほど、
人間は「感覚」の世界へ戻っていく。
これは退化ではありません。
むしろ、
「知性と感覚が再び結び直される」
ということなのではないでしょうか。
AIが言葉を担い、
人間が響きを感じる。
そして両者が協働する。
そんな未来も考えられます。
SEED
AI時代とは、
人間が不要になる時代ではなく、
人間がもう一度、
人間の感覚を取り戻す時代なのかもしれない。