再び響きへ / SEED 01 Growing
再び響きへ — シリーズ全体を見る音は、最初のOSだったのか?
言葉や意味より前に、人間は音と響きによって世界とつながっていたのではないか。音を人類最初のOSとして考えるSEED。
人は言葉を理解するより前に、
音を感じています。
赤ちゃんは言葉の意味を知らなくても、
母親や父親の声に反応します。
音楽を聞けば身体が自然に動くことがあります。
懐かしい曲を聞いただけで、
忘れていた風景が突然蘇ることもあります。
そこでは、意味より先に何かが起きています。
音が身体へ届き、
感情が動き、
その後に意味が生まれる。
もしかすると人間は、
「意味によって世界とつながる前に、
響きによって世界とつながっていた」
のかもしれません。
OSとは、世界と自分をつなぐ基盤です。
そう考えるなら、
人間にとって最初のOSは文字でも言葉でもなく、
「音だったのではないか。」
鳥の声。
風の音。
水の流れ。
誰かの声。
心臓の鼓動。
世界は最初から、
音で満ちています。
私たちは、その響きの中で生きています。
SEED
人間は世界を理解する前に、
世界と響き合っていたのではないか。